2018.06.16

「安全宣言」 草津温泉の今

 1月23日の本白根山の噴火は、噴火警戒レベルが「3」に、警戒区域は2㎞が暫定的に設定されておりましたが、3月16日をもって、噴火警戒レベルは「2」に、警戒区域は1㎞に正式な運用が開始されました。
 また、4月22日に草津白根山(湯釜)の噴火警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられたため、警戒区域は500㍍から1㎞に設定され、志賀高原ルート(国道292号)が通行止めになっております。
 しかし、この通行止めは、草津白根山(湯釜)山麓ルートを通る道路の一部が距離規制にかかるものであり、本白根山の警戒区域1㎞からは外れております。両火山とも活動は減少傾向にあり、サイエンス(科学)を優先した道路開通を目指しています。
 草津温泉街は、本白根山から5.5㎞、また草津白根山(湯釜)にあっては約7㎞以上離れております。
 水蒸気噴火の特徴としては、噴石を飛ばすエネルギーは800㍍ほどとされており、また噴火し続ける時間は30分程度とされています。
 本白根山の噴火調査でも、ほぼ同様の事象であった事が検証されており、噴火規模は、小規模の水蒸気噴火とされています。(御嶽山の噴火規模の1/10以下。)
 また、草津白根山(湯釜)のレベル2の設定も水蒸気噴火の想定で、一部報道で危惧されていた、マグマ噴火、火砕流の兆候は全くありません。マグマ噴火の兆候は比較的捉えやすいとされております。かりに、万が一発生したとしても、山の地形から草津温泉街にマグマや火砕流が到達することは有り得ません。

 草津白根山は、東京工業大学が50年以上前から調査研究を始め、昭和61年には観測所を設置し、調査研究を継続しております。現在は同大学の他、上智大学、気象庁が最新鋭の機器をもって観測、研究を行っております。

 草津町民は、噴火以前と全く変わることなく、日々平穏な暮らしをしております。

「安全宣言」

日々、暮らすこと ~草津温泉のいま~ May.2018

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